シングルさんがお相手に求めるポイントは様々です。
それは性別、年齢、婚歴を含めた現在の環境によって大きく違います。
今回は50代前半のバツイチ女性とお話して知ったポイントについて考えます。
大変申し上げにくいのですが50代女性のほとんどは口に出すか出さないかに違いはあれど、義父母は他界しているのを望んでいらっしゃるケースが多いです。そしてお元気な義父母より既に施設入所の状況が好まれます。
そりゃご自身も50代となりホルモンバランスも崩れがちで身も心も若い時ほど元気ではありません。
ただでさえ、他人と関係を構築して結婚という新たな環境に飛び込むのに、煩わしさは少ないに越したことはありません。
そして、これから訪れるであろう介護などの恐怖より、既に周りが介護の苦労を理解した上で、施設入所している方が「嫁がやって当然」「嫁が来て施設に捨てた」などという、今でも根強い良い昭和初期の感覚を振りかざされる危険は少ない。そして自分自身の無理をして頑張ってしまう性格をわかっているので敢えて背負い込まなくて良い選択を望むのです。
50代女性のお相手となる方の義父母は若くて70代中盤、場合によっては90歳近くの方もいらっしゃるでしょう。
夫婦の関係を深める時間もままならず介護という現実が押し寄せてくる可能性も大きいのです。
しかし、今回お話した女性は
『元気な義父母がいた方がいい』
とおっしゃるのです。
理由を聞いて納得しました。
その理由とは
『そりゃ介護の問題が心配だけど、最近は家族だけで背負い込む介護ではないのでどうにかなると思う。それ以上に私と出逢う前の彼を1番知っている人にたくさん話を聞きたい。小さい頃の彼や学生時代のエピソードを聞くのは楽しみ。この歳になると昔の事を知っている人とは疎遠になっているケースが多いので親から聞けるのは楽しいわ。』
との事。
確かに【今】と【これから】は分かり合えるけど、今の彼を作った背景も知りたいと思いますよね。
義父母が存命なのはマイナスばかりではなく、こんなポジティブに付き合っていけるとうまくいくものなんでしょう。
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