婚活をするということは誰かと一緒に生活をするということです。
どんな人と一緒になりたいか?に目が行きがちですが本来、自分はどんな人なのかを知ることが先決です。
どんな人かを考える時にいろんな人を思い浮かべてあの人は私をどう思っているかなぁと想像するのも一つのやり方です。
例えば私。
仕事仲間からは私を『パワフルな人』『行動的な人』『しっかり者』と言われます。
ママ友さんからは『愛情深い人』『頭の回転が速い』『リーダーシップがある』『任せられる』と言ってもらい役員などを任せてもらっていました。
近所の人から『家族仲の良い人』『楽しそうな人』と思ってもらってると感じています。
実姉兄は『甘ったれ』『要領が良い』『押しが強い』だろうな。
息子たちは『怒ると怖い』『情が深い』『陽気』かな。
旦那さんからは良く言われるんだけど『アホ』なんです。
周りの人には比較的ちゃんとした人と思ってもらってるようですが旦那さんは『みんなお前の表の顔に騙されてるな。ホントはアホで、抜けていて、甘ったれで、だらしなくて、淋しがり屋で、すぐに泣く子どもみたいな人間なのにさ。』と辛辣です。
私も大人なので他人にはちゃんとした人のフリができますが、旦那さんの前では全く取り繕わない素を35年も見せてきているのでそれが彼の思う私なのです。
しかし、私の周りの人達が思う私も本当の私です。
このように羅列してみるとまるで別人への評価のようです。
このように誰でもいろんな顔を持っています。
沢山の自分の要素から生涯のパートナーにはどんな人が合うのかなと考えてみるのです。
私の場合は『ちゃんとしたしっかり者の奥さんが良い』と期待する優柔不断でそれこそだらしない男性だったらどうなってしまうのでしょう。私自身、気が休まらないし優柔不断過ぎる男性はイライラしちゃいます。
だらしないのは私たち夫婦ともの共通点ですが、そのだらしなさを受け入れてくれる人だから心地よいのです。忙しくて部屋が散らかってしまっている時に、さっさと掃除をしてくれるパートナーが良い人もいるでしょう。しかし私は放っておいて欲しいのです。彼が掃除すると『ごめんね』と謝って申し訳なく思っちゃいます。そして『またやらせちゃう前にやらなきゃ』と自分でプレッシャーをかけてしまうのです。
几帳面で散らかっていると気になって率先してピカピカに掃除をするパートナーに憧れる反面、現実的にそのような人とは一緒に暮らせないんだろうなと思うのです。
このように自己分析をした上でお相手に望むポイントを考えるのが大切だと思います。