随分前の事です。活動し始めたばかりの40代中盤女性会員様からのコメントにとても驚きました。
結婚相談所っておじさんばかり…
彼女はお相手への年齢にはそんなにこだわりがなく、50代前半の方も含めて3件のお見合いを済ませた後の面談でした。
年齢がわかって受諾したお見合いに、なぜおじさんだった事にがっかりしているのでしょう。
彼女の上司の50代男性はいつもパリッとしたカッターシャツを着て靴もピカピカ。
髪も若々しく、同世代の福山雅治さんや藤木直人さんや本木雅弘さんには及ばずとも、香川照之さんのような感じだそうです。
だから勝手に50代男性にそんなイメージを作っていたのです。
しかし、そのパリッとした50代上司には奥様がいて娘さんもいるので身綺麗にするのを手伝ってもらえるし、何より近くに女性がいるとアドバイスももらえます。
主婦業を放棄している私ですら、旦那さんにこんなセリフを吐きます。
奥さんが旦那さんのお世話をすると言うより、女性の目が身近にあるという意味で、やはり既婚男性と独身男性には生活環境が違うと思います。
独身男性で母と同居していたとしても、息子の事は、やはり息子としてのお世話になるので、センスの良い靴を一緒に探しに行ったりはしませんよね。
誰かの旦那さんと独身男性とは、そんな点が違うのです。
また、独身女性は独身男性と違って、1人だからこそ身綺麗にしている方が多いようです。
女性は男性とは逆に、年齢に関係なく独身時代はネイルや美容室に毎月行ってたけど、結婚してからは頻繁に行かなくなったとよく聞きます。
既婚女性が身の回りをかまわないわけではありませんが、独身女性の方が自由になる時間もお金も多いのは事実です。
これは男女問わずの問題ですが、最後に交際した異性が基準となっているケースです。
先出の40代中盤女性は36歳の時に大恋愛をして結婚間近だったけど、事情があり破局。その後は誰とも交際する気になれず、最近になって将来が心配になり婚活を始めた方です。
だから彼女の頭の中は、自分が36歳の時のお相手の38歳男性が基準となっているのです。
その38歳男性と50代男性と比べれば、そりゃおじさんだわ。
確実に自分も歳を重ねている事は頭ではわかっていても感覚的に違和感を抱いてしまうのです。
これも男女問わずですが、お相手とお見合いを決めた材料はプロフィールです。
そこに掲載されている写真の人をイメージして、妄想も少し膨らませています。
ご自身も経験している通り、プロフィール写真撮影の際は綺麗にして、カメラマンの作り出す不思議なポージングをさせられて、修正はないけど奇跡の一瞬を切り取ったのがプロフィール写真に採用されます。
その写真のイメージプラスアルファの方の登場を待っての対面だから
えっ？おじさんクサ！
と感じるのかもしれませんね。
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