2022年9月28日に公表された
『令和3年分 民間給与所得実態統計調査』
https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan2018/minkan.htm
から見る男性の平均年収は443万円だそうです。
30代で472万円です。
この数字は既婚者も含んでいて、既婚者は家族手当なども含まれているので実際の婚活男性の平均年収とは差があります。
また花の都大東京の大手企業に勤める方ももちろん含まれているので岐阜県の独身男性とは事情が違います。
少し前の総務省の統計では岐阜県の年収平均は全国で29位でした。
その調査では岐阜県男性の30代の平均年収は425万です。
そう考えるとお相手男性に年収500万を求めるのは50歳くらいの男性でも平均なのです。
その現実を踏まえてのお話です。
仮交際から真剣交際に移行間近に今後の家計や人生設計について具体的なお話になって
『貯金はないから結婚式か指輪か新婚旅行のどれか1つならプレゼントできるよ』
と言われた女性がいます。
彼は40代中盤で年収650万。貯金をアテにしているわけじゃないけど1人で今まで年収分を使い果たしていたの?とお金使いに不安を感じます。
独身貴族という言葉があるように自分の稼いだお金は自分でどのように使おうと自由です。
しかし、そういう男性の傾向として、何に使っているわけじゃないけど毎日朝晩コンビニで2000円ほど使っちゃっていたり1人で乗る車がデカいステーションワゴンで、それを通勤で使っていたりと贅沢じゃないけど無関心なのでしょう。
私は息子が3人います。平成6年生まれと平成8年生まれの上2人(年子で長男が浪人をしているので社会人歴は一緒です)は大学卒業後に自立して会社員として働いています。
兄弟でもこの2人は価値観が全く違います。
長男は典型的な高所得貧乏男性。ガンガン稼いでガンガン使う。お休みの日は必ず出かけるし、仕事終わりもジムやサウナや飲みに行くアクティブ派。
そして堅実な次男はお金時間も無駄使いが大嫌い。自分に不要だと思うものはみんなが持っていても要らないと割り切れる人間です。そしてプライベート時間を大切にしたいので出世欲や残業手当よりもノー残業をこよなく愛しています。
だから年収は長男が次男の倍ほどありますが、貯金は次男が5倍以上(10倍くらいかも)あるようです。
長男曰く『大きなお金が必要になっても次のボーナスでまとまって入るからカードの支払いをボーナス払いにしていなきゃどうにでもなる。保険もたっぷり入っているし。』
次男曰く『お金が貯めたいわけじゃなくて使うのがもったいない。厳選した必要なものだけを購入していたら知らない間に貯まっている』
ちなみに長男は一切自炊せずオール外食。次男は外食が嫌いで、奥さんと一緒に暇な時に冷凍庫にストックお惣菜を作るのが楽しみだそうです。
客観的に見ると彼氏なら長男は楽しい。お金を使ってきただけのことはあって、美味しい高級店もよく知っているし、プレゼントも細かく考えず相手が欲しいというものを買う。
でも旦那さんなら次男。節約を節約と思わず無駄使いをせず、何年かに1回奥さんとドーンと旅行に行って2人で楽しむ。
しかし、次男が既婚者ということを一旦置いておいて、もし息子たちが結婚相談所のプロフィールに掲載するとしたらスポーツマンタイプで爽やか営業スマイルができて年収の高めの長男と、インドア派で年収低めの次男ではお見合い成立率は圧倒的に長男でしょう。
プロフィールで分かる情報や年収って結婚生活を決定づける全てではないのです。
※トップ写真は3人の息子が小さい頃の写真です。