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【実録】50代中盤女子のアプリ婚活

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ハードルが下がったアプリ婚活

マッチングアプリが一般化して、昔の出会い系サイトのようなヤバいイメージが薄くなってきました。

 

しあわせのランプにご入会なさる方のアプリ経験者も多いです。

 

先日、お会いした50代中盤の女性とのお話です。

 

50代女子のアプリ婚活記録

 

彼女は個人事業主で今後も法人化を視野に入れて事業拡大を目指しています。

そしてイキイキとして綺麗な女性です。

過去の結婚生活で授かった子どももすっかり大人になり自立しているので、仕事に明け暮れる毎日に潤いが欲しいと婚活アプリに登録しては、嫌な経験をして辞める。

しばらくして『やっぱり』と思い直して別のアプリに登録を繰り返していたそうです。

 

最後に会った男性とのデートの詳細を興味深くお聴きしました。

 

まずはマッチングして初めて会ったカフェでは好意を双方が持ったようです。

問題は2回目。

彼が『何を食べたい?』と聞いてくれたので『初お食事デートだからお鮨か鰻がいいかな』とお話をしたそうです。

 

さて、デートの待ち合わせは名駅。

彼が連れて行ってくれたお店は大学生がワイワイしているお値打ち居酒屋。

『嫌いな物を聞きそびれちゃったから、ここなら好きな物を色々食べられるね』と彼が言ったそうです。

 

バブル世代に恋愛を謳歌してきた彼女は、『とりあえず山盛りのポテトと串焼きと生2つ』との注文がデートというのはどうもしっくり行きません。

しかもお鮨か鰻が良いって伝えたのにスルー。

デートの終わりにそのモヤモヤを彼に伝えたそうです。

すると彼は『気が利かずにごめんね。ずっと仕事ばかりしてきたからデートに慣れていなくて。お店がうるさくてゆっくり話せなかったから2人だけになれる場所に行こう』と誘われたそうです。

が、彼女の気持ちはすっかり下がっていたので、その日はご飯だけでバイバイしました。

 

彼女が思うデートではなかったけど『知らないだけだったら、これから一緒に教えてあげればスマートな男性になるのかも』と気持ちを奮い立たせて、次のデートの約束をしました。

 

そして最後となった次のデートはドライブデート。

彼女の最寄り駅に迎えに来てくれた彼は…

社用車のような地味な軽自動車。

しかも汚い。

後ろの席にはなんだかガサガサと置いてあるし、彼女が座ろうとした助手席には飲みかけのペットボトルが転がっているというお粗末さ。

楽しみにしていたドライブデートも一気に気持ちが下がり、汚い車に乗る気にもなれず『彼とは価値観が違い過ぎる』とその場でお別れと告げました。

すると彼は『僕は車に興味がなくて。でもラブホは近くだからすぐでしょ。乗って』と言われて背を向けて歩き出し、そのまま終わりにしたそうです。

 

ツッコミどころは双方にあります。

男性側はマッチングアプリにウヨウヨいる人ですね。もしかして家庭のある人なのかな。デートにお金もかけられないし、大人の関係になるまでに時間もかけられない。

 

そして、彼女は『いい人がいたら結婚したい』の感覚が1度目のバブル時代の20代の恋愛からの結婚のイメージのままなのです。

お姫様扱いができる男性に愛されたい。

 

50代中盤の彼女と同世代の男性がマッチングアプリで出逢ったとしても、お互いのキャリアや環境を変えずに結婚まで至れるのは奇跡です。

親さんの介護問題や老後のお金など、若い時の『愛さえあれば』で貫くには大人になり過ぎています。

もちろん、お人柄やフィーリングが大切なのは大前提です。

しかし、男性も女性も60歳目前に結婚をして今より苦労はしたくないし、少しでも今よりマイナスになるのは受け入れ難いのは当たり前です。

 

好きになってもOKの人の中から

出逢わないと

周り道をする時間がもったいないよ