お見合いの結果を考えるとき、また、交際中のお相手とのこの先を考えるときに【自分にとっての普通】という基準から外れたら「ご縁がなかった」とジャッジしがちです。
でもそれって非常にもったいないと思います。
特に結婚相談所で活動している会員様と接していると、「他意はないけどただ、知らない」というケースが往々にしてあります。
それって、お伝えして分ってもらえばクリアできる程度なのに、お伝えする努力を惜しんで完璧、完成した人を夢見ていることにお気付きではないのです。
ハッキリ言って百戦錬磨の恋愛マイスターのような人は別のステージで恋活の末、結婚をなさいます。
そんな勝手な思い込みのものさしについて考えてみます。
自会員様からお見合いが終わるやいなや「とても素敵な方でした。是非再会希望です!」こんなコメントがすぐに担当に届くと、きっととても良い時間となったんだろうなと微笑ましく思います。
しかし、【中の人】として言わせてもらうと、そのお返事が即お相手に伝わるわけではないのです。
ある程度の数の会員様をお世話させてもらっている仲人にとって特に土日はめっちゃハードです。面談をしたり、お見合いのイレギュラーの対応をしたりしています。
その上で、週末の何十組ものお見合いを管理しています。
だから折角、即答をいただいても、目の前の会員様や緊急案件を優先するので、すぐに先方へのお返事というワケにはいかないのです。
それでも結婚相談所しあわせのランプでは良いお返事はなるべく早くを心がけています。しかし、20時まで面談がパンパンだと、必然的にそれ以降にお相手相談所にお伝えすることとなります。ここでまた、お相手相談所の対応は様々です。結婚相談所しあわせのランプのように「私が起きている時間は営業時間」という相談所ばかりではないし、大手、準大手は従業員さんやパートさんが処理をするため、営業時間しかシステムを使わないのが一般的です。
もっと厳密にIBJの場合は、翌日の13時までを目安にお答えを入力するガイドラインなので、自会員様のお返事が揃う頃の12時くらいからお見合いの結果管理をなさる相談所もあるのです。(しあわせのランプでは事情がない限りは当日中にシステム入力をお願いしています)
会員様には関係のないそんな事情もあるのに、返事が遅いから「再会希望にしようかどうかギリギリまで迷って希望にしたんだ・・」と勝手に落ち込む必要なないのです。
これもアルアルですね。
「交際になったらなるべく毎日の様に連絡を取り合いましょう」と推奨されています。
しかし、これは絶対のお約束ではありません。私はLINEなど日常的に頻繁に使っているので、思いついたら忘れちゃわないように即、LINEをするタイプです。だから、毎日のLINEも全く苦にはなりません。しかし、思った以上にLINEをしなきゃいけないというのが相当なプレッシャーになる方は男女問わずいらっしゃいます。
交際中の状況をお聴きするときに「会えない時間も連絡を取り合っていますか?」とお尋ねすると「それが週末近くになってデートの打ち合わせでやり取りをするだけなんです」と不満げなお答えが返ってきたりします。軽く扱われているとお感じなのでしょう。
でもね、先方はもしかしたら用事がないのにLINEをする習慣はないのかも知れません。
連絡ツール以上でも以下でもないとお考えの方もいらっしゃいます。
「大切な事は会ってはなしたい」「文章だけのコミュニケーションは誤解が生じるかも」とお考えの方もたくさんいらっしゃいます。
どっちが普通かなんて決まっていませんね。
こちらもホントにアルアルです。
自分がするLINEに即レスが来る事を嬉しいと感じる方ばかりではありません。同じように即レスを求められているとプレッシャー感じて既読に出来ないという話はとても良く聞きます。
しかもスクロールをしなきゃいけないほどの長さが来ると返信も同じように長文を求められてるように感じて、家に帰ってごはんを食べてお風呂に入ってからゆっくりと読もうと思う人もいます。
「ボクは彼女からのLINEは運転中でも車を停めて即レスするのですが、彼女は半日放置するんです」と自分のものさし以外は想像も出来ない方との結婚生活はキツいでしょう。
「彼から連絡が来ないんです。」
こんな相談もよくあります。
「なんで自分からはしないの?」とお尋ねすると、「特に用事はないし、何を言ったら良いかわかりません」と答えが返ってきました。
きっと彼も同じ気持ちなんじゃないかな。
その「何を言ったらいいかわからない」状態から、何かを捻り出して義務のようにLINEをする男性側のお気持ちを考えてください。
きっと、とても疲れてめんどくさくなっちゃうのかも。
交際が順調な男性会員様に、「彼女のどこに居心地の良さを感じているの?」とお聞きすると意外に多いのが「気楽に彼女からLINEをくれるので楽しいんです。」と言われます。
男性も義務感のLINEから解放されて彼女への好意が芽生えたら、そんなに悩まずに気楽にLINEができるようになります。
交際成立したばかりの頃のコミュニケーションはどちらかだけの責任ではなく、双方が歩み寄れるとうまく行きます。
以前、当会をご成婚退会なさった30代前半のイケメンで高学歴、高収入で家事力もあり優しい男性の唯一の欠点は女性とのご縁が少ない環境で育ってきたので、女性とお話するのは緊張してしまうというポイントでした。
だからお見合いはたくさん成立しましたが、交際にはなかなか進まず‥
しかし、ある時に出会った女性と交際になりご成婚に至ったわけですが、ご成婚のお祝いの席で彼女を色々お話をしました。
「お見合いが上手な人と結婚がしたかったわけじゃありませんでした。彼は緊張をしていても優しそうだとわかりました。そしてLINEやデートのお誘いもなかなか来なかったので、私から女友達にするようなLINEをしたり、デートも行きたいお店をリクエストをするとすぐに連れて行ってくれました。私がノー残業DAYは彼の仕事を終わるのを待って、彼の職場の近くで夕ご飯を一緒に食べたりしました」と教えてくれました。彼の職場と彼女の家は車で1時間以上。男性が来るのが当然なんて勝手な常識にとらわれない彼女のおかげで2人の関係が深まりました。
今では赤ちゃんが産まれて、家を建てる計画中でとてもお幸せそうです。
ある程度のデートのお店選びは担当カウンセラーが相談に乗ります。
だけど、何度も言うように恋愛マイスターのような男性を望むのなら、恋活市場に映った方がいいと思います。
でも、問題の根本はそこではありません。
これまたご成婚退会なさった元女性会員様はデートの際に男性に「デートの度にそんなに豪勢にしないで。私は自分の旦那さんは見栄っ張りより、2人でゆっくり時間を楽しめられる人がいいんです。たまにはオシャレして美味しいものを食べたいけど、いつもだと、逆に心配になっちゃう」とお伝えしたのです。いつもオシャレなカフェの3000円のランチではなくて喫茶店の日替わりランチ980円やマックの日があっても全然OK。
それどころか、その経済感覚の方が安心できると感じる女性でした。
もちろんいつもご馳走になって当然とは思っていなくて、ランチをご馳走になったら、まだ話し足りないからとカフェに誘い、ケーキをご馳走するといったバランス感覚をお持ちの方でした。
お相手男性もこれから長く一緒に暮らす人がそのような堅実で、お金の金額で価値を計るようなところがない彼女に大きな信頼と愛情を持ってご成婚をして、今もお幸せに暮らしています。
お誕生日や記念日は少し豪華なお食事を楽しむ。しかし平日は一緒にキッチンに立って一緒にご飯を食べるのが楽しみという素敵なご夫婦です。
あなたが結婚相手に求める条件や、当たり前は本当に必要なのかを客観的に考えてみてください。
パスタをキレイに食べられなくても、外ではお箸の食事をすればいいのだし、おうちご飯で一緒に慣れればいいのです。
LINEが欲しいと思う前に、LINEが届くことってそんなに大切ですか?
自分からすることはそんなに屈辱的な事ですか?
スマートな立ち振る舞いが今、完璧にできる事がそんなに大切ですか?
一緒に学んで一緒に成長する伸び代は見えませんか?
その努力を放棄して、一生あなたの痒いところに手が届くようなお姫様や王子様扱いをしてくれる人と居たいのならパパやママの近くにいてください。
結婚は大人と大人が一緒に家庭を作り上げるものです。
しあわせのランプは、岐阜県トップクラスの成婚率87.5%を達成している結婚相談所です。代表カウンセラーである今井が、30年の結婚生活で学んだ経験や知識をもとに、後悔しないパートナー選びをサポートします。
また、しあわせのランプは日本最大級のIBJ(日本結婚相談所連盟)の正規加盟店であり、開業以来連続でIBJ AWARDも受賞しています。
加盟店とその会員さまをつなぐ独自のシステムによって、効率よくパートナー探しができる点も当結婚相談所の魅力。1か月あたり200人にお見合いを申し込めるほか、お見合いの立ち会い、LINE相談、個別面談などのサポートにより、スピード婚を目指していただけます。
また、IBJ加盟店での婚活者以外のご縁も積極的に繋いでいます。
なお、しあわせのランプでは、無料カウンセリングを実施中です。婚活中の方、結婚相談所の利用を検討中の方は、ぜひ1度しあわせのランプの無料カウンセリングへお越しください。
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◆IBJのエリアページで投稿している成婚退会記などもたくさんの方にお読みいただいています。
◆開業以来、毎日投稿していたアメブロも歯に衣着せぬブログを読んで頂き、ご成婚退会なさった会員様が多数です。